高校生インターンシップ（7月30日～31日）

「働くこと」を考える

会社・仕事を知る

愛知同友会事務局では、２００５年から高校生インターンシップの受け入れを行っています。今年は名古屋商業高校から４名、菊華高校から２名、総勢６名の学生を受け入れ、働くことについて２日間学び合いました。

１日目は、普段の学生生活ではあまり身近に感じられない、「社会人と学生の違い」や「働くこと」について学生自身に考えてもらい、自分が将来どうなりたいかを明確にしました。また、「中小企業」については、法人企業数の９９.７％を占め、また働く人の約７割が中小企業に勤めている実態を認識し、中小企業が身近な存在であることに気付いたようです。

２日目は二手に分かれて会員企業を訪問し、経営者と直に接する機会となりました。当日は経営理念の話を始めとし、社内見学や実際に働く社員からも話を伺い、１日目のテーマから学んだことを深めることができました。

学生の感想では、「今まで経営者の考え方を知ることがなく、貴重な経験となった」、「自分が働く上で大切にしたい考えが見つかった」との意見が出され、意識の前向きな変化を感じました。

未来を担う若い世代が、遅かれ早かれ社会へ出て働く際に、より良い選択ができるよう就業観を養うことは、「国民や地域と共に歩む」という私たち同友会の理念の一環といえます。

インターンシップに参加する高校生は、自身の進路選択において、進学か就職かで悩みながら２日間の研修に臨みました。この２日間で学生に見られた変化が、未来に生きることを期待します。