昨年に引き続き愛知県産業労働部との懇談会(12月16日)
〜「地域社会とともに」の提案を中心に
愛知同友会では「中小企業政策に関する提案」を中心に、12月16日、愛知県産業労働部との懇談会が行われました。「99同友会ビジョン」の第1の旗印に「地域社会とともに」を掲げ、本年8月から地方自治体への中小企業の総合政策・提案づくりに取り組み10月の理事会で確認、「金融」「まちづくり」「ものづくり」の大きな3つの柱立てで提案をまとめました。当日は愛知県産業労働部から産業労働総務課、中小企業金融課、商業流通課、新産業振興課、産業技術課、繊維生活産業室から11名が出席され、同友会からは佐々木会長、鋤柄代表理事など11名の役員・事務局が参加し、意見交換を行いました。
同友会の提案項目
●「中小企業や地域に優しい金融システムの構築を」
(1)当面の課題として
(2)新しい金融システムの創造について
(3)自治体での金融施策の充実(制度融資と信用保証の充実)
(4)税制に関して
●「生きる、働く、暮らす」が一体となったまちづくり
(1)TMO成功により多くの住民の主体的参加を
(2)住民主体となるTMOを成功させるために
(3)地域コミュニティの主体となる商店街活性
(4)地場産業振興として
(5)すべての人にやさしい街づくりの推進を
●愛知の「ものづくり」を元気にし、地域経済を活性化するために
(1)やる気の中小企業を支援する施策の充実
(2)助成金制度について
(3)技術の相談や蓄積に対応を
(4)地域経済をさらに強化するために
●その他(就職と障害者雇用に関して)
以上の項目について経営の立場からの現状の問題点の指摘や依頼が行われ、なごやかな雰囲気の下、充実した意見交換がなされました。
今回の政策提案の全文については以下をご覧下さい。
2003年度 愛知県の中小企業政策に関する私たちの提案