「同友会らしい」黒字企業をめざそう
〜「人を生かす経営」に取り組もう
〜第51回定時総会(4月18日)準備進む

【写真/昨年4月20日の第50回定時総会より】
●来賓に大村知事を招き最新の県施策が紹介される(右上)
●県方針の柱にそって4つの分科会が開催される(右下)
●分科会では「学び方を学ぶ」グループ討論がなされる(左上)
●全体会のパネル討論では活動方針が深められる(左下)
「人間尊重の経営」 実践が問われる1年
4月18日午後、第51回定時総会がメルパルク名古屋で開催されます。現在、12月・1月の理事会で新年度の重点活動方針が提起され、それを受けて各組織での具体化が進んでいます。
活動方針では、「同友会らしい黒字企業」をスローガンとして継続して取り組むこと、サブテーマは、創立50年の原点にふさわしい「『人を生かす経営』に取り組もう」とし、会員企業で「人間尊重の経営」がどれだけ実践されているかを問う1年にするとしています。
「3年後のめざす姿」 その諸課題を提起
重点方針では「3年後のめざす姿」を掲げ、(1)「自立型企業づくり(企業づくり)」として経営指針に基づく経営を実践していること、(2)「地域社会と共に(地域づくり)」では地域社会からあてにされる存在になっていること、(3)「会づくり(5000名会員を展望して)」では地域社会(市町村)に根づく同友会になっていることとしています。また、各テーマごと対外、企業、会組織の3つの視点から具体的な目標が掲げられています。
経営指針成文化の運動の一層の強化
この3年後の姿を踏まえ、(1)企業づくりでは、全支部での「経営指針入門編」の定着と本部での「実践編」の開催、地区会合の目的の明確化、委員会のサポート体制の強化などの経営指針成文化運動の強化、(2)地域づくりでは、中小企業憲章をベースにした条例づくりへの取り組み、地元大学・研究機関との連携強化、施策の紹介や会外への情報発信の強化が提起されています。
さらに(3)会づくりでは、創立50周年を全会あげて取り組むことや地域経済を担う経営者を増やし、新たな活動分野を広げていくこと、今年7月9日の創立記念日には3500名会員で迎えることが打ち出されています。
1月30日には「新年度・役員予定者による方針学習会」が開催され、全体方針と4部門方針が発表され、新年度理事・支部役員等220名が学びます。創立50周年の年を迎える準備が着実に進んでいます。