三河北地区
業種から業態へのチャレンジ多田 光孝氏 (株)タダヤ
これからの賃金体系
江原 廣紀氏 江原会計
2月26日
多田氏は、親から引き継いだ化粧品店を、現状では限界があると感じ、ドラッグストア業界への転換をはかっています。
氏の「大きくなりたい」という願望・生き方は、「業種から業態へのチャレンジ」のテーマにピッタリで、現在、邁進中です。
江原氏は、父から引き継いだ会計事務所で、所員の入退所の激しさで苦労しました。
この経験から、賃金体系の基本的な考え方や、所員の人生設計の種となる賃金が、将来にわたりどうなるのかを考え、独自の賃金管理ソフトを考案。これを明らかにした結果、所員が定着するようになった旨の報告がなされ、出席者の大きな関心を呼びました。
また、参加者にはこの賃金ソフトが配られ、私達は大きな財産をいただきました。
そして当地区では、賃金関連の研究部会を近々発足させる予定です。
森会計事務所 寺島 誠
いきいき活性
IN NAKAGAWA97
地区会長、副会長の説明ののち、三グループに分かれ昨年度の反省と新年度についての討議を行いました。
会員増強や同友会の「和」についてなど、率直な意見や批判が出され、会場には熱気が溢れました。
その結果、今年度は地区独自の活動で、従来の例会のマンネリを打破し、新しい方法で会員の和を大切に育て、発展させるという結論が出されました。
同友会に入会して二年、今回例会を担当し、はじめて役員の苦労と努力が大変であることを知り、会の理念、経営指針、目的を認識する良い機会に恵まれ、さらに学ぶことが必要だと感じました。
(株)ダイケン商事
奥村 昭夫
北地区 2月20日
PL法 その後について
舟越 信三氏
名東保険事務所
一時話題になったPL法も落ちついたのか、最近あまり話題にのぼらなくなりました。そこで舟越氏をお招きし、その後のPL法についてお聞きしました。以下はお話のポイントです。
@事故を出さない安全な商品を作るのが第一である。
APL法対策は日本は遅れている。(製造コスト面との絡みがあった)
Bリコールで事故を未然に防ぐ方法を取っている。
C訴訟はあるが、示談・和解等で解決しているのが多い。(事故例・和解例の報告)
D予防策としてある製品安全対策(PLP)と訴訟事前
対策(PLD)について。
マスミダ印刷(有)
酒井 隆治
一宮地区 2月25日
勝ち残りをかけた挑戦
橋本 義文氏
ヒット食品(株)
ヒット食品は、冷凍たこ焼機の製造と販売、お好み焼材料の製造卸、お好み焼店を三本柱に経営しています。
橋本社長の報告で印象深かったのは「良い品は企業の大小に関係なく売れる」という実体験からの言葉でした。
そして「オンリーワン企業」の目標を掲げ、大手に対抗していく姿が生き生きと聞き取れた事でした。生き残りではなく、「勝ち残り」が今回のテーマでした。
橋本社長の勝ち残り策は、@新商品の開発、A社員との一体感、B十年計画、C体力の維持です。
体力維持に関しては「健康は財産」と四十二キロのフルマラソンに参加されたほどです。体力のあることが精神面をリフレッシュさせ、積極的・行動的になり、プラス発想を生む、と強調されました。
グループ討論では各企業の勝ち残り策について互いに報告者と比較して、頭を捻り合うことができました。
横井設計 横井 豊治
第一青同 2月27日
各務次期会長 大いに語る
冬の寒さも和らぎ、春の息吹が感じられる如月の春二月、第一青同の新年度会長予定者の各務雅博氏に、来期に向けての決意と抱負を熱い思いで語って頂いた。
発表の内容は、おとなしく無口だった(いまでは想像もつかないが)幼少の頃から始まり、自分を見失いかけた学生時代。
そして、父親の経営する武市ウインドに就職するまでの生い立ちについて。
続いて、同友会に入会して先輩や同僚から色々な刺激を受け、経営者(昨年社長に就任)の自覚が持てたことを、順序立てて話されました。
最後に、「リーダーは、夢と志を持て。そして、人間は人とかかわりあうことで高まる。人を受け入れ、感動できる感性を磨け」と締めくくられました。
(株)川松商店 川松 仁志
青同前会長が語る 会長を務めて
第一青同地区総会を終えて
会長を一年間経験して、一番強く思うことは「会長をやって本当に良かった!」ということです。確かに時間はかなり取られ大変な面はありますが、それ以上に得た思いです。
特に第一青同の場合は、会長が各会員・役員から尊敬とまではいかないまでも、かなりの部分で認められている存在なので、強力なリーダーシップが発揮できます。
当然、その分だけの責任も付いてきますが、それがやりがいにつながりました。
また、地区総会の二次会の後で、みんなに胴上げをして頂き、その時の感動は言葉では言い表わせない程の心地の良さがありました。その他にも親地区の方との交流を通じ色々な意味で勉強ができ、すごくいい経験になりました。
最後に、第一青同の会長を努める間に社員(七名から十四名)、売上(約一億五千万円から三億円)になった運の強さを感じています。
第二青同 この一年を振り返って
「ヒューマンネットワーク96!」という今年度のテーマで、対人関係で苦労しない人間としての器づくりと、ネットワークづくりを課題とし、同じ志を持った者が競い合い、学びあい、躍進をめざした年でした。
その為の例会指針として「自分は将来どんな経営者になりたいのか」「具体的に一年間に何を学びたいのか」を年間テーマにかかげ、地区例会を行いました。
一年間の活動を終え、概ね満足できるものだったと思います。今期は二つのチームリーダーを中心に、二カ月に一度例会を担当してもらいましたが、「更に一つ上を目指し」「感動で人を育て」常に会員にプラス思考を植え付け、実りある例会を開催することができました。
会長という要職をやり本当に勉強になり、皆で力を合わせて一つの事をやり遂げることは素晴らしいことだ、と再認識させていただきました。
第三青同 青同卒業式に臨んで
私が入会して十二回目の卒業式を経験させていただきました。第三青同での卒業生は今までに二十人ぐらいだと思いますが、その約半数が昨年と今年の卒業生です。あらためて第三青同の会員が増えたことを実感しています。
さて、今年の卒業式ですが何か盛り上がりにかけていたように感じたのは、私だけでしょうか?卒業生の数が増えてスピーチが一人当たり短くなり形式ばった気がします。ますます人数が増えると、今までの企画では面白くないような気がします。
来年以降は、卒業生のスピーチを五・六人にしぼり「青同で学んだこと」「楽しかったこと」など体験談を語っていただき、今後の課題を残してもらってはどうかと思います。私もあと数年で卒業ですが、式で「ぜひスピーチをお願いします」と言われる会員になりたいものです。
第四青同 この一年を振り返って
昨年度の活動は、会員発表を中心とした例会が、活性化に役立ったとの認識で意見が一致しました。
従来より会員発表を重視してきましたが、会員発表に先立ち、報告者を交えてのグループ会議(プロジェクト会議)が複数開催されるなど、例年以上に一回一回の例会を充実した内容とする為の努力がなされました。
ただし、連協と支部関連の行事との調整に手間取り、「多くの会員に発表の場を与えられなかったと」の反省も出されました。
今年度は、丹羽新会長のもとで「おもいやり」を活動のテーマとすることが承認され、すべての会員が副会長として運営に参加できるよう配慮されています。
具体的には、固定化した任務分担を極力廃し、例会ごとに個別の運営スタッフを選出する事で、すべての会員が積極的に運営に参加する体制をめざしています。