より地域とより会員と密に
五つの支部と41の地区総会が開催3月
第一回の支部総会が、三月十四日には第一、第二、第四の各支部で、三月十八日には第三支部と三河支部で開催されました。各支部総会の模様と新年度の支部方針と支部長の方を紹介させていただきます。
第一支部
200名で「いい日旅立ち」の大合唱3月14日

橋本 義文 支部長
支部総会に先立ち、九つの地区が一斉に総会を同会場で開催しました。支部総会では橋本支部長の挨拶の後、地元犬山市の石田芳弘市長から「同友会の学びは人生の喜びそのもの。中小企業の社長は自己責任で経営し、日本経済や地域経済を支えている点がすばらしく、自治体も大変革をしており、共に歩みたい」との挨拶を頂きました。総会議事では経過報告と予算案、新年度方針を支部長が、会員増強や研究会活動などについては各責任者から報告され、承認されました。総会後、東海ラジオのアナウンサー松原敬生氏から「人とのつきあい方」のテーマで記念講演があり、懇親会では地区対抗のゲームが。最後には参加者全員が手をつなぎ「いい日旅立ち」の大合唱で閉会となりました。

第一支部活動方針
「経営指針の作成と会員同士の交流で、経営者として成長し、地域で頼りにされる会社をつくろう」
中小企業にとって、ますます状況は厳しくなってきましたが、こんな時こそ同友会理念である「三つの目的」の総合実践が必要だと考えます。とくに地域社会との交流は、中小企業経営を改善する上で欠かせません。会員同士の自助努力はもちろんですが、生き残るためには地域の他の中小企業も巻き込んだ活動が必要になってきています。今年度は「地域との交流」を活発に行います。また「経営指針」「共同求人」「社員教育」を三位一体とし、会員経営者の具体例に学びながら、一人一人の資質を高め、会社をよくしていきます。
第二支部
発見しよう!ベストパートナーを3月14日

堀尾 順一 支部長
第二支部の支部総会には九十名が参加。二時間半におよんだ冒頭、支部総会では質疑応答も活発に行なわれ、新役員の熱意と方針がより身近に伝わり、充実感のある新年度スタートとなりました。「本部・支部・地区のあり方が大きく変ろうとしている。この様な時期だからこそ、本当にためになり、力となる同友会をめざしたい」との、北川前支部長の挨拶から始まり、すべての議事が採択されました。活発な討議の中心は、支部・地区のあり方が変ろうとしている中での行事や予算、お金の流れ、支部のリーダーシップのあり方や地区のあり方でした。新年度支部方針は「ベストパートナーの発見」。「地区からもう一歩外へ出て、広く、愛知の会員として大きく学び合おう」と堀尾新支部長の情熱が満場一杯にひろがりました。新地区会長九名の方針発表も個性と意欲に溢れ、その後の懇親パーティーも盛会となりました。

第二支部活動方針
(1)スローガンACTIVEandACT
常に意識して積極的な自分を演じてみよう。仕事においても同友会の活動においても、先ず、自分が直面している問題を全力でぶつかっていこう。
(2)活動の目的ベストパートナーの発見
経済交流、業務提携、共同開発等を目指したビジネスパートナー、また日常生活にも同友会活動にも素晴らしいパートナーがいることにより楽しくもあり、発展、成長もできます。ぜひ、同友会活動を通じて素晴らしいパートナーを見つけましょう!
(3)活動の基本方針(会活動に対する姿勢)
@常に主体性を持つA常に目的意識を持つB常に重要事項を最優先する
第三支部
本音で学び本音で実践3月28日

山本 栄男 支部長
支部総会と九地区の総会が同日開催され、百三十名の会員が出席しました。冒頭、山本支部長は「本を読むだけでこと足りるなら同友会に参加する必要はない。人間を刺激するものは人間。同友会は新たな出会いの場、そして将来の友人に出会えるきっかけの場。ぜひ参加して、また新しい仲間を迎え入れて、自分を磨いて欲しい」と、地区だけではない経営者の学びを強調しました。出席者からは@地区活動援助金の減額の理由、Aオリエンテーション活動予算の増額提案、B支部内研究活動の準備などについて積極的な質問が出され、支部長より明確な回答がされました。支部総会終了後、各会場で地区総会が、その後懇親パーティが行なわれ、地区を超えた交流が行われました。
第三支部活動方針
活動体験を通じて本音で学び、本音で実践〜支部・地区の連携を深め、自立的活動を進める〜
@支部という広い場で学ぶ
二十一世紀に生き残れる会社づくりは経営者の大きなテーマ。地区やより広い学びの場である支部活動を通じて、人と知り合い、経営者の力量を磨く。
A今こそ異形種交流を活発に
一社の努力だけでは生き残れない時代。各社の得意分野を交流し、新たな市場創造を行う「異業種交流」を活発化しよう。
B一人一人が自立的活動を
会員一人一人が、会活動に主体的に参加し、お互いに知恵を出し合い、より充実した活動をつくろう。
C支部で百名の新会員をむかえよう。
第四支部
21世紀を生き抜く「知恵と力」を3月14日

平沼 辰雄 支部長
第四支部総会は六十八名の参加で開催されました。初めての支部総会で、県総会に先立つ三月の開催ということもあり、地区総会との同日開催を基本に置き、支部での議案づくりにも早くから取り組み、各地区での討論に付してきました。当日は五時からの開催でしたが、地区総会を終えた会員が一度に押し寄せ、大変な賑わいの中で、あわただしく開会され、平沼支部長より新年度支部方針の発表を、担当各副支部長から具体的な活動目標が発表されました。また、昨年度からスタートした「経営指針成文化グループ」の修了生から、講座の感想や学んだことが出席者全員の前で発表されました。会場を移した懇親会では、増強目標の達成地区の表彰が行われ、四地区に記念のケーキも贈られました。参加人数としては少しさびしい総会でしたが、次年度の総会にはより多くの方に支部を理解していただき参加して頂きたいと思いました。

第四支部活動方針
二十一世紀を生き抜く「知恵と力」〜未来に向かって創造し、挑戦する経営者〜
@同友会で何を学ぶのか
A学び方を学ぶ
B指針・求人・共育を三位一体にした企業活動を学ぶ
Cより活力ある地区づくりを支援するために
D地域を意識した同友会づくり
E青年経営者が活躍できる地区づくり
F新しい会員を迎えられる体制づくり
G同友会のめざす例会づくり
三河支部
愛知はひとつ支部はひとつ3月28日

加藤 佳公 支部長
第一回の支部総会は「今こそ『愛知はひとつ』そして『支部はひとつ』を認識して、会員同士が交流を深め、考える中小企業経営者の集団にしてきたい」という願いをもって開催されました。出席者八十四名、議事進行に思ったより時間がかかりましたが、役員の素直な想いにもっと出て、掘り下げたものになったらという後日、反省の意見も出されていました。活動経過や新年度方針、役員も承認され、この貴重な体験を次年度に活かとともに、支部役割の重大さを一人一人感じた総会でした。

三河支部活動方針
大転換期を乗り越えて再構築を図る〜経営指針の確立と実践を目指します〜
本年度の支部活動方針を考えるとき、我々を取り巻く経営環境は、今までの予想をはるかに越えた激変、転換の方向へと向かっております。この大転換の時代に、今までどうりの方法で経営が継続できるでしょうか?今こそ、皆様の叡知を結集して、現在〜未来を的確に掴み、時代の流れを真剣に認識して荒波の中での羅針盤となる「経営指針」を明確に持ち、二十一世紀に向けた航海をしなければならない時であると思います。