理事会報告
第11回理事会報告(3/5)
◆会場愛知県勤労会館◆参加者二六/三四名
【討議事項】
議題(1)「政党シンポジウム」開催について
◎三月十二日の「政党シンポジウム」の開催要項を確認した。
議題(2)「政党との関係についての見解」について
◎政党・政治団体と同友会との関係のあり方について、申し合わせ事項として承認した。(意見として)☆今後、政治団体等と交流していく上で、様々な場面で「同友会としての見解」が求められるだろう。そうした「同友会としての提言」ができる力量をさらにつけていくことが必要。
議題(3)「99同友会ビジョン(絵図を含む)」の提案
◎「99同友会ビジョン」について、これまでの討議を盛り込み新たに提案。さらに意見を次回理事会までに事務局に寄せる。
議題(4)第38回定時総会の準備
(1)総会予算の二十五万円増額することと(2)五つ分科会の内容について確認。◎総会議案(活動方針・情勢と展望・経過報告)については意見を事務局まで寄せ、次回理事会で確認する。◎次年度役員を承認。
議題(5)新年度予算案の提案
☆同友会の発送費用と全体予算の兼ね合い、そして時代変化の対応の点での意見が出された。◎最終判断は代表理事にゆだね、他の項目も含め、次回理事会で予算案を確認することを了承。
【報告・承認事項】
(1)中同協第四十回総会を愛知で開催することが提案され、設営担当として受けることを承認。
(2)佐織養護学校から「地域就業支援連絡協議会」委員の依頼について、障害者問題委員会で受け持つことを確認。
(3)中同協「二〇〇〇年度・中小企業家の要望(案)」への意見を三月十五日までに事務局まで寄せる。
◎入退会者の承認
●入会者一三名
●退会者五六名
●現会員数二一七一名
【文責事務局・福島】
選挙に際しての心得
〜政党・候補者への望ましい会の対応の仕方〜
(「活動のてびき」1979年3月常任理事会1999年3月5日第11回理事会で改正)
●支持・推薦の依頼の受け方について
(1)選挙に当たっては各政党や候補者個人から、支持や推薦の依頼が多数寄せられるが、同友会としてはどの政党や候補者個人も支持や推薦をする立場にはなく、どの政党や議員とも対等にお付き合いをさせて頂くので、依頼についてはお断りする。
(2)この事を会が表明することによって、総務会に「お断りしたこと」を報告する。
●議員候補者の「あいさつ」の扱いについて
(1)議員候補者から例会などでの「あいさつ」の申し入れがあれば、事前に役員会に諮って判断し、会長や役員の個人判断にしない。
(2)役員会で検討の上、「あいさつ」を受けることを決めたら、何分以内と決めて、あらかじめ議員候補者には知らせておく。ただし1件を受け入れたら、他の議員候補者からの申し入れがあった場合に、これをお断りすることはできない。
(3)当日の予定やスケジュールの関係で、予定がとれなければご遠慮願う。ただし要請があってお断りしたことは参加した会員には知らせる。
(2)、(3)を怠ると同友会の会合が混乱して参加した会員の本来の目的が実現できずに、役員会への批判になる。
(4)当日は「あいさつ」が終了したら、速やかにお帰り頂くことを事前にハッキリ伝えておいて、そのように対応する。これを怠って、長居をされたり、懇親会でお酒を注いでまわるようになると会場がシラケル。
(5)まえぶれもなく当日になって突然来られた場合には、お引き取り願う。
●会員が立候補される場合の扱いについて
(1)日頃一緒に経営努力を重ねる学びの場の仲間であっても、親しいからといって同友会や支部、地区の名をもって支持や推薦を表明することはできない。これは外部からの要請に対する対応とまったく同様である。
(2)同友会の基本精神に立って、会員が個別に応援する有志を募るとか、同じ会員同士という立場で健闘を祈るなどのことは、中小企業家の政治参加という立場で進めたい。
(3)議員候補者を励ます会や激励パーティ等の席上で、あいさつや乾杯など登壇を求められ、個人として対応することはあるが、同友会の役職で対応することはできない。
(4)議員候補者としてポスターやチラシ等を作成することがあるが、この場合に候補者個人の経歴として同友会名が登場することはあっても、支持や推薦団体として同友会名が登場することはない。掲載されている場合は削除を求める。
(5)この会員が当選して、晴れて議員となった場合、経営者の役割を継続して会員資格を有している場合は、会員として会活動に参加することができる。しかし、議員活動が中心で経営者としての会員資格を失っているような場合は、速やかに後継の経営者と会員籍を変更されることをお薦めする。また、地区や支部で顧問や相談役して特別な立場に位置づけることはふさわしくない。