活動報告

第15期共育講座 修了式(11月28日)

生きがい・働きがいを共に考える

4月から共に学び合った仲間

社員の成長は経営者の喜び

第15期共育講座の全7講座を終え、修了式が行われました。今期は、35社から94名が参加しました。
修了式では、参加者を代表して、辰栄製作所の佐藤新社長と、社員の伊藤浩二氏が報告しました。

佐藤氏は、「社員に想いを伝えて、この講座への参加をお願いしました。社員が考えられる機会をつくり、経営理念の成文化で実践につなげます。まず自分が成長し、やりがいのある会社づくりをめざします」と報告しました。

伊藤氏は、「これまで自分の中に『共に育つ』という考え方はなく、共倒れのように後輩を指導していました。今後は自らが成長し、信頼関係を築いて一緒に育っていきたいです。共育講座の参加を通して、社員の成長が経営者の喜びだと知り、これからも社長に自分の成長した姿を見せたいです」と語りました。

続いて、53名の修了生一人ひとりに修了証が手渡され、今後の活躍にエールが送られました。

自らが成長し頼られる喜び

参加した経営者からは「社員に変わることを期待するのではなく、自らが変わり、社員に問いかけ続けることが重要」「社員と話し合い経営指針作成に挑戦します」「共に育つは、自らが育つことから学んだ」との感想が出されました。また、参加した社員からは、「経営者と社員の立場は違うが、互いに歩み寄ることが大事」「社会で働いていく上で、自分の考えの軸や根幹を学ぶことができた」「成長したことで頼られるし、喜びがある」との感想が寄せられました。

共育講座は、経営者と社員が共に学ぶなかで、ものごとの本質の捉え方や自分の人生、生きがい、働きがいについて共に考える場として、来年度も開講予定です。ぜひ、ご参加ください。