活動報告

広報部会(5月29日)

あらゆる情報を交流 ~支部長パネル討論

支部長を迎えたパネル討論に66名が参加

全支部を俯瞰する

5月の広報部会は「支部長パネル討論」と題し、支部長(または幹事長など代理)が登壇し、全10支部からの報告を聞くことができました。各支部にはあらかじめ「支部の特長」「今期の目玉」「広報部への要望」の3つの質問に回答いただき、それを資料として準備しました。多くの会員は全支部の情報を俯瞰して目にする機会は少なく、各支部の方向性や支部長の考えを各地区広報部員を通じて伝えていくことが今部会の目的でもあります。

ここでは、パネル討論で私の印象に残った報告を2つ紹介します。

今期の目玉と広報への要望

まずは「今期の目玉」として、2020年までの中期ビジョンに「地域からあてにされる企業」を掲げる南尾張支部の事例です。支部長の三井哲司氏は昨年の経験を踏まえて、PDCAサイクルで支部組織の総合力を高めたいといいます。特にグループ会の活性化を目指し、全会員が「あてにし、あてにされる関係」を実践し、2020年の目指す姿を描いていると語りました。

「広報部への要望」としては、名古屋第2支部の久保田英之幹事長より話がありました。同支部では、地区の会長会を組織して地区間のベクトル合わせや課題の共有に取り組んでいます。しかし、同友会の組織が多様化するなかで、横のつながりができておらず、「つなぎ役」として広報部員に期待したいと語りました。

支部ごとに各支部長とグループ討論

支部ごとに各支部長とグループ討論

広報部の活動で活性化へ

グループ討論は支部ごとに行われ、支部長と共に討論しました。「支部の広報委員には地区や自社をブランディングして地域にPRする実験の場として活動してもらいたい」などの意見が出ました。

最後に、「地区へ情報をどう伝えるかが広報部の活動として重要で、支部内の情報の格差を広報部員が埋めていくことが、支部の活性化につながります。積極的な広報活動をお願いします」と、安藤寿氏からまとめがありました。

今回の支部長パネル討論に参加して、各支部で様々な特長ある活動が行われているのを知ることができました。これを自地区の役員・会員に伝えることが、地元の支部・地区のさらなる発展へのきっかけになると感じ、広報部員の役割が再確認できた例会となりました。

すまいるサポート豊田  山下 明宏