活動報告

広報部会(8月31日) 同友会らしい黒字企業

名古屋第4・5、西・東三河支部取材発表会

西三河支部の取材発表の様子

西三河支部の取材発表の様子

各支部の至言、名言

8月広報部会は刈谷市で開催し、先月に続き「同友会らしい黒字企業」の取材発表を行いました。西三河、東三河、名古屋第4、名古屋第5の各支部による発表です。

西三河支部からは、一心堂印房が紹介されました。多店舗展開に伴い壁となりやすい社員教育を、同社はミーティングやマニュアル等で克服。紙媒体やインターネットでの「通信」や、アイデアコンテスト、プロジェクトチームの編成などを通じて社内の一体感を形成しています。「社長は『社員の幸せのため』のスーパーサポーターだ」との至言もいただきました。

東三河支部は、伴装を取材。薄利多売・大量生産・大量消費になりがちな寝具業界において、同社は医療介護用ベッドパットの生産もし、この分野では「日本製=安心」という信頼から中国製に勝っているそうです。同じ製造業の会員が商品の梱包に貼るシールを見て、自社にも導入するなど、会で学んだことを素直に実践し成果を得ています。「同友会、学びを生かすも自分次第」との至言が出ました。

需要から事業を展開

名古屋第4支部は、繁昌の紹介です。同社は業務用の食器洗浄機メンテナンスと洗剤販売の会社でしたが、「お客様(店舗)が儲かり、当方も利益を上げることができる方法は」と考え、厨房全体の設計ができるように業態を進化させます。またお弁当事業を別会社で始め、複数の飲食のフランチャイズ店も経営。「需要から事業を考え変化していく会社は『さらなる繁盛へ』」という至言がありました。

名古屋第5支部からは、クリスタルガード。同社は自動車のボディーコーティングやカーフィルムなど自動車に関連する会社でしたが、技術を生かして防犯フィルム、防犯設備工事、省エネフィルムなどへと事業分野を拡大。同友会で学び経営理念を見直し、三位一体の経営の重要性を学んだとのことです。のれん分け制度も含め、従業員の将来も見据えた指針書を作成していました。

安藤不動産  安藤 寿