活動報告

広報部会(2月28日)

同友会らしさと新年度方針

佐藤 祐一氏  (株)羽根田商会

労使見解の軸を確認

「労使見解」を基本に

2月の広報部会は、代表理事である羽根田商会の佐藤祐一氏に、次年度方針を絡めて同友会のでの学びをどのように自社に生かしてきたかを報告いただきました。

まず2017年度のテーマである「同友会らしい先見企業をつくろう」について、同友会における地区・支部・県・委員会の位置づけを始めとし、労使見解に重点を置いた報告がなされました。

労使見解を基本に経営指針に基づく経営を実践することにより、人を生かす経営が実現します。そのためには、社員が「生き生きと働ける」「自主性を発揮できる」「主体的に働ける」「人間らしく働ける」会社を創る必要があります。「同友会らしさ」がなければ「先見性」は生きないということです。

地域と主体的に関わる

これからの社会は急速に変化します。車を例にすると、自動運転になり、事故が無くなり、信号機・道路標識が不要になり、所有する必要が無くなり、駐車場が無くなる、つまり車は所有するものから使用するものに変わります。また、IoTとAIにより仕事が変わります。仕事のアウトソーシングにより、雇用が利用に代わります。今までと同じやり方では同じ結果が出なくなるので、更なる生産性の向上が必須となるのです。

地域と主体的に関わり、地域からあてにされる中小企業の時代が到来しました。地域の発展・活性化のため、人が集まる住みやすい街を創り、誰もが働きやすい会社を創ることで地域循環を促進します。仕事づくりによる雇用、安全・防災、教育、環境・エネルギーシフト、そして納税へと繋がります。

グループ討論は「自社の経営と地域との関わりをどのようにしていくか」および「新年度方針を支部や地区へ伝えるために、広報部員としてどのような行動をしていくか」というテーマで行い、活発な意見交換ができました。

ビレッジホーム(有)  青木 俊市