活動報告

ダイヤモンド部会(9月20日)

人間の尊厳を守りたい

立木 勝義氏
弁護士法人名古屋北法律事務所

いつまでも人間らしく生き続けられる社会を

なぜ法人を立ち上げたのか

9月のダイヤモンド部会では、弁護士法人名古屋北法律事務所の立木勝義氏に報告していただきました。

国民の4人に1人は65歳以上の「超高齢社会」を迎えた日本。振込詐欺や施設虐待など、高齢者が巻き込まれるトラブルも絶えず、高齢者や障がい者の人権が守られていない現状があります。

立木氏は、地縁・血縁・社縁の崩壊により「お金」「健康」「孤独」といった不安を抱え、権利や利益を表明できない高齢者に代わって権利擁護を行う「一般社団法人 権利擁護結福祉ステーション」を9月から新しく立ち上げました。例会では、その経緯を報告いただきました。

立木氏は、誰もが「生きていてよかった」と言えて、いつまでも人間らしく生き続けられる社会を目指したいと語ります。そのためにも、持続的に発展する事業組織として、経営指針を基に様々な社会保障制度をコーディネートできる人材を育成し、地域の信頼を重ねることが必要だと、抱負と展望を語りました。