活動報告

名古屋市条例推進協議会(12月25日)

「就労支援」を中心に
~名古屋市との意見交換会

「就労支援」を中心に意見交換が行われる

協議会発足からの3年間の歩み

名古屋市と愛知同友会との意見交換会が昨年12月25日に行われました。名古屋市からは子ども青少年局と市民経済局より9名、同友会からは名古屋市条例推進協議会の正副役員と内輪博之専務理事の9名が出席しました。

まず同友会より、条例推進協議会発足からの3年間の取り組みを、同代表の木全哲也氏が紹介しました。当初は手探りで条例に関する学習や行政との連携を模索していましたが、最近では「子どもおしごと体験」や、港区を皮切りとした各区役所と連携して進める「地域研究会」の取り組みをしていること。それらを通じ、会内への理解の広まりと行政との関係づくりが進展していることが述べられました。

問題抱える子どもの就労支援を呼びかけ

次に名古屋市から、昨今特に課題となっていることとして、様々な問題を抱える子どもに対する各支援事業の紹介がありました。

名古屋市では現在、市長の特命で、病気や虐待などで親の保護を受けられない子ども、引きこもり等ですぐには就労が難しい若者、発達障害のある子どもに対し、相談対応や仕事体験、就労支援といった事業を展開しており、中小企業に対しては就労先としての協力が呼びかけられました。

意見交換では、「就労支援に関して会として具体的な対応はすぐには難しいが、避けては通れない課題として取り上げていくべきだ」などの意見が出されました。

最後に条例推進協議会副代表の尾崎浩一氏より、「今回の意見交換会をきっかけに、今後も名古屋市との交流を重ねて良い関係をつくり、お互いに何が協力できるかを模索していきたい」とまとめられました。