活動報告

協働共生委員会&女性経営者の会『愛彩』合同例会(1月26日)

女性起業家が語る「人を生かす経営」
~誰もが輝く働き方改革

林 明美氏  (有)ライトアーム(岡山同友会・副代表理事)

会場からの質問に丁寧に回答する報告者の林氏

生き生きと働くために

協働共生委員会と女性経営者の会『愛彩』が合同で1月例会を開催しました。普段は、協働共生委員会は働き方改革に、愛彩は女性経営者の資質向上に、それぞれで取り組んでいます。1月例会は、会社でも同友会でもその両方に取り組んでいる、岡山同友会副代表理事でライトアーム社長の林明美氏を報告者に招き、総勢100名の参加で開催しました。

林氏は18年前に40歳で独立して、社員から経営者になり、そして同時に同友会に入会したといいます。「経営指針書」を成文化し、子育てをしながら社員として働いてきた経験から、限られた時間の中でも生き生きと働ける場所をつくろうと、ワークライフバランスに取り組みますが、同時に様々な失敗も経験します。

経営者として、社員として、そして一人の女性として様々な経験をし、努力を続け、社員一人ひとりの働き方・生き方と懸命に向き合い、「社長として何をするべきなのか」を考え続け、幾多の危機を乗り越えながら事業を発展させてきた林氏の報告から、私たちは経営者として何を大切にしていかなければならないのかを、改めて学びました。

グループ討論では、「社員と共に働くとは」の切り口から「人を生かす経営実践のために必要なこと」を幅広く意見交換しました。

普段の例会は女性の参加率が高いのですが、今回は参加者の4割が男性で、各社の課題や関心も幅広く、様々な切り口での学びがある例会となりました。