地域活性化をめざして
6校目となる協定締結
愛知同友会は、名古屋産業大学と産学地域連携に関する基本協定の締結を行いました。これにより、名古屋市立大学、名城大学、愛知東邦大学、愛知みずほ大学(短期大学部)、東海学園大学に続き、6校目の協定締結となります。
この連携協定には人材育成に関する事項や、新事業創出のための各種施策の推進に関する事項が記されています。締結式には同友会から加藤明彦会長、佐藤祐一代表理事など8名が、大学からは高木弘恵学長をはじめ8名が参加し、調印に臨みました。
相互交流を深める
締結にあたり高木学長は「中小企業家との連携で地域に貢献していきたい」と挨拶。加藤会長は「学生に中小企業家の生の声を届け、就業観を豊かにしてもらいたい。地域の活性化を意識して連携していきたい」と述べました。
次に協定書に署名を交わし、基本協定を締結しました。その後、具体的な連携についての意見交換が行われました。経営者の講義や企業見学を通して、地元の中小企業を知る機会を増やし、就職のミスマッチを解消していくなど、学生が地域社会への学びをさらに深めていけるような相互交流を考えていきたいとの声が出されました。
名古屋産業大学とは、これまでにもインターンシップや大学への講師派遣などの連携を深めてきました。今後、より一層の連携を進めることで、地域社会の発展につながることが期待されます。