社会に貢献する人材育成
~愛知みずほ大学・短大との意見交換会
愛知同友会60年の歩み
愛知みずほ大学・短大との産学連携協定締結後の2回目となる意見交換会が開催されました。大塚知津子学長をはじめ、同大学・短大から7名、愛知同友会からは加藤昌之代表理事など8名が参加しました。
まず、愛知同友会創立60年の歩みを振り返る動画を紹介し、中長期戦略である2022ビジョンを解説。22ビジョンでは、経営者・企業・地域それぞれの目指す姿から、これからの私たちに期待されるものを明らかにしています。「地域未来創造企業」をスローガンとし、本ビジョンを会員各社の経営にて実践していくことで、愛知(地域)のこれから(未来)を創り上げていく(創造)ことが述べられました。
社会に役立つ人材を
一方、同校からは、3つの方針を掲げ、学生のあらゆる能力(知識・技能、思考力・判断力・表現力など)を引き出す工夫と、いずれ社会に出る学生を企業が求める人材と合致するように教育を進めていることが話されました。
意見を求められた会員は、「同友会の企業は個性を重視しており、平均的な人材が欲しいわけではない。一人ひとりの能力は未知数だと理解している経営者が多い分、熱意で採用する傾向が強いのではないか」と話しました。
インターンシップのあり方が変わろうとする中で、会と学校の目指す「若者育て」をすり合わせていく必要があることを確認しました。
同友会としては、インターンシップに取り組み始めた1998年から「採用の手段にしない」「新入社員でもアルバイトでもない研修生」と位置付け、働くことの意義や楽しさ、中小企業の魅力などを伝える場と考えています。
今後も学校と連携し、キャリア教育から採用、企業での教育まで一貫した取り組みで、地域からあてにされる企業づくりと、共同求人活動の理念にある「地域の人育て」の実現に向けて、取り組んでいきます。