調査・研究・提言

2011年インターンシップ
学生74名(16大学)、受入企業35社

「共育」の理念を地域社会に
~学生74名(16大学)が生きがい・働きがいを体験

キックオフ/8月19日 修了式/9月5日

部品を検査する研修生(左)

14年目を迎えて

今年で14年目となる同友会のインターンシップが、8月19日から12日間の日程で開催されました。

東日本大震災の影響で厳しい就職活動が続く中、大学や学生のインターンシップへの期待はさらに高まっており、昨年よりも2校多い16の大学・短大から74名の学生が、会員企業34社と同友会事務局の計35事業所で研修に取り組みました。

初日のキックオフセミナーでは、愛知東邦大学の手嶋慎介助教が「学校も企業も学生のために真剣にマッチングに取り組んでくださったので、学生も真剣に研修に取り組んで欲しい」とあいさつ。続いて、(株)ドライバーサービスの徳升忍氏が「中小企業は名前も知られていない企業がほとんどだが、社員は生きがいを持って働いていることを学んで欲しい」と学生に働くことの大切さを知ることを強調しました。

修了証を手にする研修生の皆さん

充実した2週間

研修最終日の修了式では、学生を代表して3名が感想を発表しました。

(株)ケイ・クリエイトで研修した学生は「自分の好きなことで働き、それがお客様の満足につながって評価される、そんな社会人になりたい」と抱負を述べ、(株)安寿で研修した学生は「自分が変われば周りも変わる。そのためには気付いて考えることが必要だとわかった」と報告しました。

また、(株)アルクスで研修した学生は「自分の仕事が認められたときにやりがいを感じ、仕事を楽しく感じた。参加できてよかった」と成果を述べました。

最後に、愛知学院大学キャリアセンターの木林利行課長より「2週間という短い期間だったが、余所ではできない貴重な体験ができたと思う。この経験を残りの学生生活に活かして欲しい」とまとめの挨拶がありました。