調査・研究・提言

2013年インターンシップ
学生88名(17大学)、受入企業40社

「共育」の理念を広く地域社会に
~学生88名(17大学)が39社と事務局で研修

キックオフ/8月19日 修了式/9月2日

金属加工機械の操作説明を受けるインターンシップ生(知立機工)

働く意味を考える

今年で16年目となる同友会のインターンシップが開催されました。インターンシップは「働くことそのものを学ぶ場」「地域の若者を地域の企業が育てる場」として、学生や大学からの期待はますます高まり、同友会を始め企業や団体との連携が進んでいます。今年も愛知、岐阜の17の大学・短大から88名の学生が、会員企業39社と同友会事務局の計40事業所で研修に取り組みました。

初日のキックオフでは愛知東邦大学の手嶋慎介准教授が「目標を持ってチャレンジしよう」と激励。続いて学生実行委員会より昨年の研修体験を報告。経験から学ぶことの大切さが伝えられました。

その後、アーティストリーの水戸勤夢氏は、「仕事とは社会の中の役割分担であり、様々な人がそれを担っている。だからこそ、コミュニケーションや感謝が大切。目標・目的をどう持つかで人生が変わる。働く目的を考えてほしい」と呼びかけました。

修了証を手にする研修生の皆さん(9月2日修了式)

充実した2週間に

研修最終日の修了式では、学生を代表して4名が学んだことを発表しました。

「物事の本質を掴むことが大切」「仕事を通じて他の誰かに喜んでもらうこと」「人と人が支えあうこと」など働くことの意味が述べられたほか、「仕事に誇りを持って生き生きと働く姿が印象的。中小企業では自身が事業発展に大きく貢献できる魅力がある」との感想も出されました。

最後に、愛知淑徳大学の下地信也キャリアセンター助教より「2週間で皆さんの表情が変わった。この経験を今後の学生生活、そして就職活動に大いに生かしてほしい」とのまとめで閉会しました。


高校生インターンシップ(8月5~6日)
中小企業は身近な存在

訪問企業(近藤運送)で社長の話に熱心に耳を傾ける

働く意義と楽しさを実感

愛知同友会では2005年から「仕事体験で職業観を養う」ことを目的に高校生インターンシップを受け入れています。8月5~6日には事務局で、名古屋商業高校の2名の生徒が実習を受けました。

初日は、事務局員から「学生と社会人の違い」「中小企業の魅力や役割」をテーマに講義を受け、働くことや中小企業の役割を一緒に考えます。

働くイメージについて問いかけると、「無表情でパソコン作業をすること」との回答に驚かされましたが、実際に仕事の現場を体験することで、働く意義や楽しさを知ってもらいました。

2日目は各学生の住む地元の会員企業を訪問しました。普段から訪問先の近くを通る学生は、「今後は関心を持ってそこを通りたい」と話し、地域に根差す中小企業の役割を実感した様子でした。

今回の実習を通じて、何のために働くか、また中小企業が身近な存在である事を知るきっかけになりました。最後は「何事にも興味関心を持っていたい」と、前向きな気持ちで研修を終えることができたようです。