調査・研究・提言

2016年インターンシップ
学生134名(16大学、1専門学校)、受入企業64社

キックオフ 8月22日
修了式 9月5日

「共育」の理念を掲げて
~学生134名(16大学、1専門学校)が64社と事務局で研修

134名全員で記念撮影(9/5修了式にて)

134名全員で記念撮影(9/5修了式にて)

3つの大切なこと

8月22日~9月5日の日程でインターンシップ研修が開催されました。240名が参加したキックオフセミナーでは、佐藤祐一代表理事より、主体的に行動し、研修先のキラリと光るものを見つけ、働くことの意味を考えてほしいと挨拶がありました。

植田健男氏(名古屋大学教授)による基調報告では、映画『学校』(山田洋次監督)の上映から学びや幸福について考え、「働くこと」は本来、より人間らしく「生きること」と深く結びついており、それは「学ぶこと」を通して深められていく関係にあるとお話いただきました。

昨年度インターンシップに参加した高橋拓也氏(愛知学院大学)は、「自分の人生を考える機会になり、仕事に対しての見方が変わった」と話し、後輩を激励しました。

基調報告をする植田教授

基調報告をする植田教授

2週間で学んだこと

2週間後の修了式では、研修を通じて学んだことを4名の学生が発表しました。「人とのつながりが、研修先企業の光るものだと感じた」「挑む気持ちを持ち続けたい」「働くことは自分を成長させること」と、各自の学びと成長が自分の言葉で発表されました。

受入企業を代表して、橋本憲佳氏(三和梱包運輸)は「初めてで不安もあったが、自社が多くの人に支えられていることを実感した。未来の社会人の夢を支える一助になれたら嬉しい」と報告。また、大学を代表して中島和成氏(愛知みずほ大学)は「この学びを今後の学生生活においてさらに深めてほしい」と語りました。

植田氏は「人間尊重という理念の中で、働くことを真剣に考えている経営者に接し、気付き、学ぶに足る生きた経験をしたと思います。人間らしく生きることを大切にし、互いに進んでいきましょう」と総括しました。

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