活動報告

あいち・ウーマノミクス推進事業(3月9日)

女性が活躍する職場見学
~学生19名が事務局を訪問

座談会(グループ討論)では学生から女性局員に様々な質問が出される

座談会(グループ討論)では学生から女性局員に様々な質問が出される

愛知県では、女性の活躍と雇用の拡大を通じ、新たな産業の創出や人材育成を促進するため、課題や取り組みの方向性を探る「あいち・ウーマノミクス研究会」を昨年7月に設置。そこでの議論を踏まえ、若い世代の女性たちに働く意義を伝えると共に、女性が活躍できる土壌づくりを進めることを目的とした「働く女子育成促進事業」を実施しています。その一環として「女性が活躍する職場見学ツアー」が開催され、愛知同友会事務局が19名の女子学生を受け入れました。

学生にエールを

事務局は局員18人のうち、若手からベテランまで約半数が女性です。参加した学生へ、女性が働く意義や中小企業の魅力を伝えました。

当日は同友会の紹介DVD上映後、2008年入局の伊藤沙弥香局員より、就職するまでや、働き始めてからの学びなどを報告。東日本大震災後に、岩手へ支援に行った時に見た景色を思い出して涙ながらに話し、「経営者とのさまざまな出会いを通して学んだ力強さや将来への配慮を、しっかりと意識しながら働いていきたい」と語りました。

その後、女性局員4人が各グループで座談会を行い、学生の率直な質問に答えたり、働くなかで学んだことをアドバイスしたりしました。

最後に多田事務局次長より、中小企業では社長や社員との距離が近いこと、仕事を通じての成果が見えやすく、やりがいや働きがいに繋がることが伝えられ、学生にエールが送られました。