活動報告

共同求人委員会(9月21日)

知り合い連携を深める
~企業と学校との就職懇談会

いまどきの学生の特徴を説明する木林事務長

ミスマッチをなくす

恒例の共同求人参加企業と学校との就職懇談会が開催されました。

まず、中部学生就職連絡協議会連合会事務局の寺本将史氏(南山大学)より「学生は自分に合った働き甲斐のある仕事を必死に探しています。学校と企業が知り合い連携を深め、就職・採用のミスマッチをなくしましょう」と挨拶いただきました。

懇談会前半は、今年度の共同求人活動の報告と、業種や職種を解説し中小企業の魅力を伝えることで学生の就活サポートをする「共同求人PR動画」を視聴の後、同友会と学校との連携・取り組み事例を、愛知学院大学キャリアラウンジ事務長の木林利行氏が報告しました。

学生視点で情報発信

愛知学院大学では4月から7月の「特別経営講座」で会員が登壇し、学生に働くことの意味や中小企業が地域に果たしている役割を伝えました。12月の学内ガイダンスでは、就活を控えた3年生に「地元中小企業を知り、仕事や働くことを考え自分に合う企業を見つけることの大切さ」を伝え、翌年2月には業界・業種の切り口から中小企業の存在や地域との具体的な関わりを知ってもらう場として「社長と語る就職ガイダンス」を共催します。

今の若者世代の特徴は、優秀で勉強熱心、ITへの対応力・情報吸収能力・やる気になった時の集中力などが高く、「自己成長」が重要なキーワードである一方、自分の物差しで世の中を測り、結果が見えにくいことには興味を持ちにくい傾向があるそうです。木林氏は「より学生視点で分かりやすい情報発信を」と強調しました。

後半は各テーブルにおいて、学生の考えや不安などの現状認識が改めてできたグループ討論となりました。企業は労働環境や就業規則を常に見直しセルフアセスメントしながら、学生のためになる採用活動を進めることを確認し合い、閉会となりました。