活動報告

南尾張支部 経営者の集い「中小企業の強み」9月20日

会社の未来を切り開け

犬飼 英清氏  犬飼突板(株)
吉田 幸隆氏  エバー(株)

他社との差別化を考える

自社だからできること

南尾張支部は経営者の集いを開催し、「中小企業の強み~見方を変えて会社の未来を切り開け」をテーマに、犬飼突板の犬飼英清氏と、エバーの吉田幸隆氏の両氏に報告いただきました。

犬飼氏は突板業界全体が衰退しつつある厳しい状況の中で、3代続く老舗として自社の強みを、顧客からの信頼が厚い、設備が整っているためニーズに合わせた商品を一貫生産できる、少人数で経営しているためフットワークが軽いことと話します。そのフットワークの軽さを活かした中国からの材料輸入、そして家具の輸入を手掛ける隣接異業種への展開もできることを報告しました。

吉田氏は、社員数106名の金属プレス加工業の「プレス屋」としての技術と、優秀な社員という人の強みで差別化を図っています。また、社内で何でも言い合える関係をつくりながら中長期のビジョンマップを社員と共有できるようになったことなどが、自社の強みだと話しました。

両氏とも、相談できて背中を押してくれる同友会の仲間の存在も強みになっていると語ったのが印象的でした。

音羽屋  前田 幸弘