活動報告

広報部会「肌で感じた奮闘」(12月2日)

「同友会らしい先見企業」取材発表(1)

(西三河、東三河、名古屋第3支部編)

現場で学び、報告することで再び学ぶ

3支部が報告

豊橋商工会議所において12月度広報部会が開催され、恒例となった「同友会らしい先見企業」の取材発表が行われました。今回は名古屋第3支部、西三河支部、東三河支部の各広報部員が、支部内の会員企業から1社選び、訪問取材で得た情報や学びをまとめ、発表しました。

名古屋第3支部は、MRT(村田直喜代表)の自社の強みを伸ばし、業界の動向を分析し対応していく取り組みを報告。西三河支部は、クリーン商事(鈴木康司代表)の企業内保育園の設立までの流れを中心に、社員の大多数を占める女性の働きやすさを追求する取り組みを発表。東三河支部からは、府中屋(高橋一仁代表)のビジョン経営の実践で、採用と共育の取り組みが報告されました。

人間尊重の精神で

各支部の発表後には、報告を踏まえてグループ討論を行い、どのような企業が先見企業か、また自社でどのような取り組みができるか等を討論しました。

3社それぞれに先見企業としての素晴らしい取り組みを行っていましたが、共通する点は、「人を大切にする」会社であることです。経営者が人に窮することなく業績を伸ばしており、同友会の「人を生かす経営」を実践してこそ、自社を取り巻く環境が悪化する中でも生き残っていけるのだと感じました。

参加した広報部員が部会で学んだ内容を各支部・地区に持ち帰って、人を生かす経営の取り組みや認識を共有し、各地に先見企業が増えていくことが最大の成果だと思います。

(有)マルイ紙業  氏原 憲志