活動報告

名古屋第5支部合同例会(2月16日)

理念経営
~貴方の想いは経営に生かされているか

上条 季義氏  信和運輸(株)
松原 修一氏  (株)あいち食研

未来を見て、原点に立ち返る

今こそ自身を見直す

名古屋第5支部合同例会は、若手の会員によって準備が進められ、事前ミーティングにて深く語り合った内容が基礎となりました。

コロナ禍という未曾有の社会情勢に直面した今だからこそ、自身を見つめ直し、本当に自分の望む経営ができているか、理念は自身の想いとシンクロしているか、理念を通して未来が見えているかという点を例会の核としました。

この準備は約半年にわたって行われ、議論の末、入会して間もない上条季義氏(信和運輸)と、会歴7年の松原修一氏(あいち食研)による報告となりました。両者ともに波乱万丈な人生を経て、現在の理念経営へとたどり着いた経歴をお持ちです。困難な時期を乗り越え、改めて自身を見つめ直し、自身の価値観を再認識することで、理念経営の重要性に気づき実践されました。

自身を語り、互いを知る

当日は両氏の密度の濃い報告を聞き、グループ討論を行いました。合同例会という性質上、初対面の方がほとんどであり、対面ではなくオンライン開催のため、議論が盛り上がるかという懸念もありましたが、各グループにて自身の価値観や理念、さらには未来についての想いなどが活発に話し合われました。

これは、各自の個性に基づいた理念経営や未来への経営を語り合うことで、お互いへの理解や関心が高まり、結果として議論が盛り上がったものと思われます。自身のことを包み隠さず話すことで、より有意義なフィードバックがもらえるというのが同友会ではないでしょうか。

自身を語り、理念を語り、未来を語る。同友会の真髄が詰まった合同例会となりました。

(株)サイブロス  伊藤 智策