活動報告

東尾張支部 経営者の集い(5月18日)

同友会と自社は不離一体
~経営者としての学びと自社実践

倉野 義和氏  (株)広和木材

学びの実践を率直に語る倉野氏

会社の方向性を決める

5月18日に、東尾張支部増強委員会主催で経営者の集いが開催されました。

当日は事務局から報告を配信し、各地区サテライト会場や、参加者をリモートでつなぎ、支部会員126名、オブザーバー2名、ゲスト16名の計144名が参加する過去最大規模の経営者の集いとなりました。

報告者には広和木材代表取締役の倉野義和氏を迎え、「同友会と自社は不離一体~経営者としての学びと自社実践」をテーマに実践報告をしていただきました。入会から現在までの15年の間に、同友会で学び、自社の現状を明確に捉え、問題点の解決に向けて取り組んだ実情をお話しいただきました。

その中でも経営指針作成時に、当時代表取締役だった兄と深く話し合うことで、社員が迷う原因となっていた会社の方向性を統一し、社員たちと真剣に向き合い信頼関係を築いたこと。ぶつかった課題に対して1つひとつ真摯に取り組み、改善してきた経緯が赤裸々に話されました。

参加した会員も自身と重なる部分に共感できたものと思います。

本音で語れる仲間と

また、倉野氏は同友会への入会や役員経験を通し、本音で話し合える仲間との学び合いから、自身や自社の問題解決の糸口が見えてきた経験が「自分にとって大きな財産になっている」といいます。最後にゲストに対し、「1人で悩まず、本気で経営課題を話し合い、励まし合える仲間になりませんか」と投げかけて、報告をまとめました。

グループ討論は、ゲストの悩みを聞き経営課題を交流する形式とし、会員と自身の悩みを話すことで議論が盛り上がり、ゲストに同友会の良さを知ってもらうことで入会にもつながりました。

初めての開催形式で若干トラブルもありましたが、今期の増強活動を盛り上げる経営者の集いとなりました。

(有)エグチ・ピープロセス  江口 大司