活動報告

共同求人委員会(11月16日)

生きること・働くことに触れる
~城北つばさ高校で企業展

働くことの意義を伝える小塚氏

会員企業20社が出展

5回目となる城北つばさ高校主催の企業展が昨年11月16日に開催され、名古屋市北区を中心に会員企業20社が出展しました。

生徒は授業の一環として参加し、それぞれ3社ずつ話を聞きました。これから人生を描いていく高校生に、事業内容の話だけでなく、経営者の人生経験や働くことの意義を伝えました。

出展したカネトク小塚青果の小塚麻由美氏(北第2地区)から寄稿いただきましたので、以下にご紹介します。


当社は創業70年で、北区の隣、豊山町にある名古屋市中央卸売市場内にて仲卸をしております。企業展への参加のきっかけは、社員に城北つばさ(旧愛知県立愛知工業)高校の卒業生が4名いることと、市場は名古屋市の施設なので、名古屋市の学校や生徒さんと触れ合うことができたらと思ったからです。

今時の高校生は真面目に話を聞いてくれるのか、そんな心配をよそに、当日はキラキラした瞳で聞いてくれました。「働く目的とは」「働く時間はとても長い。その時間を楽しくするためには」「仕事を通して人は成長する」「私の使命は生産地と食卓をつなぐこと」など、大人になることが楽しいとイメージできるような話に重きを置きました。

地域で商売をしている中小企業として、雇用の創出のみならず、地域人材育成にも大きな役割があるとの自覚を大切にし、就職先として中小企業で働くことが選択肢として増えるよう、学校とのご縁を大切にしたいと思います。