世界中を走り続けた半生と地球人の行く末
村上 忠司氏 知多不動産
走り続けて 出会い続けた
ダイヤモンド部会3月例会の報告者は、飲食業、不動産業、建築業を営む知多不動産の村上忠司氏。村上氏は30歳から始めたマラソンに75歳の現在も挑戦し、10kmから100kmの大会に何度も出場。これまで、日本各地、スイス、フランス、フィンランド、ハワイ、メキシコ、アフリカなど、世界中で走り続けてきた半生を語っていただきました。
85歳で挑戦するランナー、地元ワインを楽しむ大会など、世界各地に様々な人・文化との出会いがあります。マラソン仲間との励まし合い・未知の文化の体験は、大きなエネルギーとなって村上氏の胸に残りました。
大会中、体調不良で途中で休んでいた時、ランナー仲間から「何のために来たのか」と声をかけられました。その問いに、走るために来たのだと、気持ちを新たに走りを再開。村上氏は目的を意識し、これまで幾たびもの苦境を乗り越えてきました。
報告の最後には、趣味で学んでいるという宇宙や地球についても紹介。火星の可能性や地球のこれからなど、壮大な時間軸で表される環境の変化を考えました。自分が生きた後の社会・世界を考える村上氏の視野に、参加者から感嘆の声が上がりました。