活動報告

広報部会(7月3日)

企業変革支援プログラムVer.2

青木 義彦氏  (株)サンテック

「Ver.2」を経営指針に取り入れている青木氏

共通のものさしとして

オンラインで開催された7月広報部会では、企業変革支援プログラム推進担当理事の青木義彦氏に、「企業変革支援プログラムVer.2」について報告いただきました。

青木氏は、企業変革支援プログラム発行の歴史を解説。自社の成長・発展を図るものさしとして活用しようと、各地同友会で広く受け入れられてきたこと。指針成文化・実践運動を第三者が評価し、継続できるものとしての役割が期待されて普及したこと。「成熟度診断だけで終わっている」ことへの改善を望む声に応えるため、昨年「Ver.2」が発行されたことが解説されました。

また青木氏は、自社の指針書に本書の項目を入れ、社内で共有・更新しているそうです。「社員との信頼関係からすべてが始まる」という経営姿勢の確立に関する項目がとりわけ大切であり、真価が発揮されるか否かは各会員の経営者としての姿勢にかかっていることが強調されました。

その後、企業変革支援プログラムの自社での活用について討論しました。社内や会員同士で共通のものさしとして持つことで共に学べる環境となることや、社員が用いることで会社への評価がわかること。社員と10年ビジョンの話をする際に本書を一緒に見て役立てているとの意見や、点数にこだわらず前年より改善していることの確認に使うという意見もありました。

「広報として、本書のさまざまな使い方を各地区会員へ広めていけると良い」との声もありました。この最新版をより多くの会員が使い、積極的に活用されることが期待できる報告となりました。

(株)光マーク  戸田 利加