活動報告

合同入社式(4月1日)、新入社員共育研修会(4月4日~5日)

社会人としての決意を胸に

「社会人としての決意」を掲げて~186名全員で記念撮影(新入社員研修)

「社会人としての決意」を掲げて~186名全員で記念撮影(新入社員研修)

この気持ちを忘れずに

4月1日、会員企業92社から209名の新入社員、経営者や先輩社員など総勢338名が参加し、合同入社式が開催されました。

冒頭、杉浦三代枝会長が「これまで育ててくれた方に感謝し、『してあげる幸せ』を感じられるよう励んでください」と挨拶を述べました。

新入社員全員の名前を読み上げて紹介した後、先輩社員を代表して双光エシックスの長﨑麻由さんが「1つでも多くのことを吸収してほしい」と激励の言葉を述べました。

新入社員を代表してアルタの神谷優子さんが「中小企業で働く同期の仲間と互いに支え合い、全力で働きたい」と決意を語りました。

記念講演では、スギ製菓の杉浦敏夫氏が「中小企業では一人ひとりの存在価値の大きさを感じることができます。どう働くかで人生そのものが変わります。自分の仕事に興味と誇りを持って働いてほしい。人は人で磨かれます。感謝の心を忘れずに、各企業で歴史を創る主体者になってください」と報告しました。

92社209名の新入社員が参加した合同入社式

92社209名の新入社員が参加した合同入社式

何のために働くのか

4月4日~5日の新入社員共育研修会には、82社から186名が参加しました。

中小企業の社会的位置づけを認識し、働くことについて考え合うことを目的に、より良い人間関係を築くための自己分析や、相手を思いやる心遣いを学びました。また、過去を振り返り、お世話になった方へ感謝の気持ちを手紙にしました。働くことを考える講座では、トヨコンの明石耕作氏が経営理念の考え方、大切さを語り、各社の理念を交流する中で、働くとはどういうことかを討論しました。

先輩社員から学ぶ講座では、入社4年目のサン樹脂加工の神野裕喜さんと、丸七住宅の吉田京子さんが登壇しました。神野氏は「モノを作る喜び、製品が世の中に出たときの達成感が私のやりがいです。新入社員のこの瞬間の気持ちを忘れずに励んでほしい」と報告。吉田氏は「3年間働く中で、一人の人間として、社会と会社に成長させてもらいました。会社や同期の仲間を大切にしてください」と熱いエールを送りました。

最後に、経営者と3年後の姿を思い描いて語り合い、一人ひとりが今の決意を色紙に書いて発表しました。

今年度はNHK名古屋の取材と放映もあり、中小企業への期待が高まっています。