経営を支え共に生きるパートナー
~何を学びどう変化したか
大﨑 佳子氏 (株)萬秀フルーツ
介護職から農業へ
女性経営者の会「愛彩」8月例会では萬秀フルーツの大﨑佳子氏より、パートナーシップについて、またナンバー2としての覚悟などをお話しいただきました。
以前は介護職に就いていた大﨑氏。結婚後、夫が経営する農園がハウスミカンの病気によりピンチに陥ったことで、農業を手伝うようになります。農業も経営もわからない、「ないないだらけ」からのスタートです。そこで遭遇する三度にわたる危機を乗り越える中で、自身も同友会に入会しました。
同友会の学びを活かし今があるという報告からは、ご主人との深い絆が感じられました。ご主人から経営やマーケティングの本を200冊プレゼントされたり、先に同友会に入会したご主人から議案書についての感想を求められたりする中で、年々経営に対する意識が大﨑氏の中に芽生えてきたことが、報告を通じて伝わってきました。
立ち位置の違いが強み
グループ討論では「あなたにとってのパートナーシップとは」をテーマに話し合いました。ここで何のために、どこに向かうか、このテーマに対する共通項が見出せた時から、これまでの立ち位置の違いがお互いの強みとなり、補い合う力となることを学ばせていただきました。
また、より良いパートナーシップを築いていくには、「共通する先のテーマを持つ」ことが大事というのも、改めて気づかせていただける例会でした。
東海のぼかん 近藤 慶子