活動報告

第18期共育講座 修了式(11月17日)

共に本質を考える

修了証を手に記念撮影

変化と成長

第18期共育講座は32社から112名が参加し、全7講座と修了式が行われました。修了式では、参加者を代表して、タケウチ興業の竹内良氏と社員の服部慎平氏が報告しました。

服部氏は、新卒の募集要項を見て自分より給与が高いことを知り、社長への不信感が芽生えたこと。やる気を失い、遅刻や欠勤を注意されても反省しなかったところ、社長に本気で叱られ我に返った事例を紹介。そして、自分が変わることで相手も変わることを実感したといい、仲間に感謝し人との繋がりを大事にしていきたいと報告しました。

竹内氏は、今期が4度目の参加で、継続する大切さを実感しているといいます。社員一人ひとりの良さを引き出すことが経営者の使命だと気付き、変化を求めて続けることで必ず成長し、幸せに近づくことができると感想を述べ、これからも社員と共に楽しい会社を創っていくと抱負を語りました。

自ら考えること

討論の後、71名の修了生に各社の経営者から修了証が手渡され、握手が交わされました。参加した経営者からは、「明確になった自社の課題を社員と一緒に考え、悩み、人間的に成長したい」「経営者が変わり、背中を見せることで企業の発展に繋がる」との感想がありました。

社員からは、「自分を更新する絶好の機会となった」「今まで働くことについて考えたことがなく、新鮮に学ぶことができた」「経営者との溝を狭くし、相手の声に耳を傾け社風を良くしていきたい」との声が寄せられました。

全体を通して、ものごとの本質の捉え方、自分の人生や生きがい、働きがいについて共に考える場になりました。