活動報告

第19期役員研修大学 第2講座 同友会運動の歴史と理念(2)

21世紀型企業づくり
~エネルギーシフトへ

愛知同友会の歩みを振り返る

第19期役員研修大学・第2講座の加藤昌之氏の報告を紹介します。

「道なき道」を歩む愛知同友会

愛知同友会はバブル崩壊後でも会員数を大きく減らすことなく会勢を維持し、拡大させてきました。「99ビジョン」「2010年ビジョン」などで、明確な組織の目標設定と、会員企業の目指すべき「21世紀型企業」へのビジョンが支えとなりました。

企業でも、ビジョンを作りPDCAを回す経営と同じように、同友会でも「課題→方策→視察→学習会」の手法を用いて大きな経営課題を克服しようとしています。「金融アセスメント法制定運動」「中小企業憲章」「エネルギーシフト」、すべてがこの手法によるところです。

報告する加藤氏

役員に求められる自主・民主・連帯

「同友会運動と企業経営は不離一体」という言葉の通り、成長する企業も同友会も同じ手法をとります。

自社と同友会の発展のためにも、同友会運動を我が事と捉えて主体的に取り組むこと(自主)、価値観を押し付けず学習会でじっくりと待つこと(民主)、同友会理念実現のために共に行動する(連帯)姿勢が私たち役員に求められているといえます。