活動報告

第19期役員研修大学 第10講座(2月18日)

地域で仲間を増やすこと

高瀬 喜照氏  (株)高瀬金型

同友会の歴史からその意義を語る高瀬氏

会員増強は同友会理念の総合実践

第19期役員研修大学・第10講座では、高瀬金型代表取締役の高瀬喜照氏に報告いただきました。

「増強」とは、「同友会理念」を共有する仲間を増やすことだと高瀬氏は語ります。その同友会理念は、同友会活動での学びを経営に活かす中で、少しずつ理解できてくるものです。つまり、増強活動は「同友会理念の総合実践」と言えます。

増強の意義を学ぶ参加者

中小企業は地域の担い手

同友会の歴史は「社会と中小企業の問題解決の歴史」であると高瀬氏は言います。労使紛争の中、経営者に責任があると提起した「労使見解」のように、我々の先輩経営者たちは、社会の問題を「経営者の責任」と捉え、主体的に学び、実践してきました。

現在、日本経済は地域の疲弊や少子高齢化による労働力人口の減少など、様々な課題を抱えています。そんな中、中小企業は雇用や納税、文化の継承など、地域社会の担い手として期待されています。

高瀬氏は、会社を維持発展させていくためにも、増強をすることで様々な人と出会い、経営者としての資質を磨くこと。また、良い会社が増えることが、ひいては良い経営環境につながると訴え、報告をまとめました。