活動報告

「情報を価値に変える」広報部会(4月1日)

広報オリエンテーション

宇佐見 孝氏  宇佐見合板(株)

自ら発信し、得た情報で企業を発展させる

学び、実践して伝える

「同友会の広報活動とは~パブリック・リレーション 知ってもらうこと」と題して広報オリエンテーションが行われ、元広報部長で副代表理事の宇佐見孝氏より報告いただきました。

宇佐見氏は10年前に広報部長を依頼された際、前任の加藤昌之氏から、同友会をPRするためには会で学んだことを実践する体現者でなければいけないといわれたそうです。

広報の意味は「一般的に広く知ってもらうこと」。売上、利益、社員数等、何か変わったか。失敗であれ成功であれ、実践体験を伝える語り部になってほしいと宇佐見氏は話します。

伝える力を身につける

例会記事には会内・地区内の目的・要旨を書いて、データベース化していること。各種アンケート結果は、自社の立ち位置を知り戦略を立てるのに役立つこと。あいどるの会員マップは、東日本大震災発生時に各会員の所在がわからなかったことから作成されたことも話されました。

会員企業への取材活動は、支部の連携や地区外会員との交流にも繋がります。広報と組織は不離一体で、同友会で会社を良くしていると伝えて仲間を増やすこと。会社での発信では、仕入れ先、金融機関、客先に自社のことが正しく伝わっているかを見直すことも大切です。

情報をお金に変えるには、情報を精査し、それに基づいた行動を起こし、価値に変えることが重要で、そのためには伝える力が必要だといいます。宇佐見氏は「社会を変えていくために、人に伝えていく」と、まとめました。

(有)花井養鶏場  花井 寿仁