活動報告

第20期共育講座 修了式(10月23日)

共に学び考える ~全5講座を終えて

26社より42名が修了した第20期共育講座

26社から71名の会員と社員が参加

第20期共育講座は26社から71名が参加し、全5講座を受講。このたび修了式が行われ、受講生を代表して、ハンバーガーの製造・販売や保育園事業を営むモア・フーズの長谷川久幸氏と同社社員の星野智成氏が報告しました。

星野氏は、社長の人柄や経営理念に惹かれ、2度の転職を経て入社しました。保育士として初めて現場を経験しますが、コミュニケーション不足から人間関係をうまく築けなかったといいます。親身に相談に乗ってくれる社長の想いに応えるため、共育講座への参加を決めました。全講座を通して、社員の声に真摯に耳を傾ける経営者の姿を見て、人を大切にする意味を実感したといいます。そして、数字や評価ではない、コミュニケーション能力など目に見えない力を成長させていきたいと抱負を語りました。

長谷川氏からは、共育講座や指針講座道場編などでの学びを通じて、共に育つ風土づくりに奮闘している状況を報告。一昨年、古参社員と共育講座へ参加し、翌年は参加しなかったところ、同地区の会員から「参加を続けなければ共に育つ風土はできない」といわれ、非常に反省したと振り返り、社員から「自分はこうなりたい」と発言が出る風土づくりに取り組む意気込みが語られました。

共に成長する関係を

討論の後、42名の修了生に経営者から修了証が手渡されました。

参加経営者からは、「生き生きと学ぶ社員を見て、自分もさらに学ばなければならないと感じた」「同じ目線で認め合い、本音で語り合い、共に未来を見つめる、この感覚が共育の関係なのだと気付いた」などの感想がありました。

社員からは、「コミュニケーションの大切さ、人を認めることがいかに大事かわかった」「社員一人ひとりが意識して実践していくことが良い社風づくりに繋がることを学び、まずは自分から体現していこうと思った」との気付きや抱負が寄せられました。

全体を通して、経営指針に基づいた会社の将来や、自身の働きがいや生きがいについて、共に考える場となりました。