活動報告

障害者自立応援委員会(11月23日)

出会いと発見のバリアフリー交流会 in 東三河

カップケーキを紙とカステラに分別

持ち味はさまざま

青空のもと、東三河地域で「バリアフリー交流会」が開催され、障害のある方やその家族、同友会会員、社員、地域の方々など総勢70名が集いました。

東三河支部長の山口弘修氏が「地域に根差す中小企業として、誰もが生きがいを持って働くことができる会社にしよう」と開会挨拶。体験ブースには、部品組立、分別作業、書類仕分け、製品見本製作など9種類の仕事が並びました。

会員企業の本物の仕事は、より現実味を持って自分の可能性を知ることができ、障害があることでアルバイトの機会が少ない生徒たちにとって貴重な機会となっています。

さまざまな仕事があることで、部品組立が苦手でも書類仕分けは抜群に早いなど、今まで気づいていなかった適性に気づき、もっとチャレンジしたいと意欲が高まる様子が見て取れました。

生徒たちの未来を応援

参加した会員たちは生徒に声をかけたり励ましたりと、一人ひとりの可能性を見逃さないようブースの周りを囲んでいました。また、生徒一人ひとりが自分のことばで体験の感想を述べると、耳を傾け拍手で応援。こうした関わりの一歩が、バリアフリー交流会の最大の目的です。

「命の重さ、働くことの尊さ、人間の幸せの意味」をことばで伝えるのは難しいですが、ここではそれが自然に伝わってきます。

東三河支部会員のネットワークの良さを感じるアットホームな交流会。次回は早くからPRに努め、より多くの参加者を迎えて開催し、この交流会が定着することを期待します。

(有)府中屋  高橋 一仁