活動報告

共同求人委員会「働くとは何か」(11月14日)

城北つばさ高校で企業展

自社の仕事と社会のつながりを語る

会員企業20社が出展

城北つばさ高等学校との共催で「城北企業展」を開催しました。共同求人参加企業が12社、名古屋市北区・北名古屋市・小牧市等の会員企業が8社、そして近隣企業・自衛隊を合わせ22社が出展しました。

同校は、旧愛知県立愛知工業高等学校の校地を活用して2017年4月に開校。単位制による定時制で、1学年の募集が昼間部(普通科)120名、夜間部(ものづくり科)40名です。1・2学年合わせて約150名の生徒が参加し、それぞれ3社の業界説明を聞きました。

企業展は、就職活動が本格化する前に職業観に触れることを目的にしており、働くことを身近に感じてもらえる機会となりました。会員企業からは、社会の仕組みや業界の位置づけ、自社の仕事が社会とどうつながっているかを説明しました。中でも大切にしたのは、書面上の条件だけではなく、生徒が「自分の目で職場を見ること」です。実際に体験のできる企業ブースでは生徒が目を輝かせ、仕事をするおもしろさを肌で感じていました。

就業観を育む

社会へ出たら、入社から定年まで約40年間、実質何時間働くことになるのか、どう働いたらより良い人生になるのかを語る経営者もいて、「働く様子」を想像しやすいような工夫がされ、アルバイトとはまた違う「働く」ことに対する一面を伝えられたように感じます。

最後に金子悟校長からは、「日頃の生徒とは違った一面が見受けられ、身を乗り出して話を聞いている姿が印象的だった」との言葉をいただきました。同校との連携は2年目となりますが、学校や地域との関係を築き、中小企業を知ってもらうことが、地域の若者を育てる、地域に人を残すことにつながっていくと感じています。

今後も、地域に根差す中小企業として、学校や地域と連携しながら、学校教育の一端を担えるような活動をしていきたいと思います。