活動報告

どうゆうき

▼間近に見る満開の桜はとても淡く美しく、そこに響き渡る声は弾み、初めて桜を見た時のような錯覚をしました。新型コロナウイルス感染拡大は3年も長引き世界中で様々な活動が制限され、直接的な関わりが少なくなり、いつしか当たり前の日常を失っていることにすら気づきませんでした

▼4月3日に当社にも新入社員が入社しました。今年の新入社員は、高校卒は大切な時間の全学年を、大学卒もその3年間を、コロナ禍による制限の中で過ごしてきました。寒い冬を耐え忍び美しく咲き誇る桜のように、桜花爛漫に可能性を広げ活躍できるよう支援し、成長を心から願っています

▼また、翌4日には名古屋国際会議場にて新入社員共育研修会が開催され、51社・112名の新入社員が参加。会員企業経営者の支えもあり、研修も滞りなく終えることができました。研修では同友会らしい「なぜ働くのか」を軸とした報告やグループ討論を行い、私たち経営者も他社の新入社員との交流を通じて社員と共に今一度新たな気持ちに立ち返ることができたような気がします。先輩社員の報告では、目指すべき先輩の経験を真摯に吸収しようとする新入社員たちの姿に胸が熱くなりました

▼コロナ5類移行でさらに規制は緩和されますが、私たちを取り巻く経営環境は大変に厳しくなると予測されます。ダーウィンの進化論に「生き残り勝ち進むために、恐れることなく変化すること」と記述されているように、経営者自らが資質を高めて社員と共に成長し、この難局を「人を生かす経営」の追求で超えていきたいと思います。

共育委員長  生駒 健二