活動報告

第23期社員と学ぶ共育講座 事前学習会(5月19日)

なぜ共育なのか
~経営者としての責任

生駒 健二氏  (株)イクシー

自身の経営者としての5つの実践を語る生駒氏

第23期社員と学ぶ共育講座の開講に向け、事前学習会を開催しました。生駒健二共育委員長の報告を紹介します。

共に育つために

昨年発表された愛知同友会「2022ビジョン」で提示された「共育ち」の6つのレベルで、経営者と社員が共に育つこととは、「社員を人間的魅力ある専門家に育てながら、経営者自身もその過程から学ぶ」としています。

この共育講座は、経営姿勢から始まり、指針・採用・共育の「三位一体の経営」、そして「多様性」について社員と共に学ぶ場です。社員を単に連れ出すのではなく、なぜ一緒に参加するのか、その目的や社員への期待を語り、経営者の責任として共に学び、成長を目指しましょう。

経営者としての覚悟

私は同友会の合同企業説明会でエイベックスの加藤明彦社長(現会長)と出会い、指針に基づいた会社の将来の話を聞き、自分もこの会社を一緒につくっていきたいと思い入社を決めました。入社後は、加藤社長が同友会で学び、翌日には学んだことを社内で報告する姿から、経営者の姿勢を学んできました。2015年にはエイベックスの1つの事業を分社化し、私も経営者となりました。

経営者として、私は5つの覚悟【(1)社員の悪口は言わない、(2)最大限に引き上げる場づくり、(3)社員に関心を持ち、想いを伝え続ける、(4)社員一人一人の成長を本気で喜ぶ、(5)仲間や顧客を意識した言動を当たり前に】を大切にしています。同友会員だからこそ「共育」にこだわり、共に学んでいきましょう。