活動報告

どうゆうき

▼全国45都道府県から595名のエントリーで開催した障害者問題全国交流会in愛知(以降、障全交)が無事、終わりました

▼昨年の総会で障全交を愛知で開催することが承認され、実行委員会体制が構築されました。オール愛知で取り組むと表明されたことは大変、心強いものでした。3人寄れば文殊の知恵と言われますが、愛知の4000名を超える会員で1000以上の知恵が集まることとなりました。全理事に加え各支部から選出された実行委員でその知恵を生かし、企画を練り上げました

▼なぜ愛知で開催するのか、愛知モデルとは何か、「一社一人関わる」とは、と討論を重ねた全県での事前学習を経て皆の意識が高まりました。同友会が掲げる「人間尊重の経営」は対等な関わりで誰もが幸せに、と考えています。「生きる、暮らしを守る、人間らしく生きる」、これを障全交の学びの柱としました。先の見えない混沌とした世情の中で「私たちはどう生きていくのか」を問われます。各人の答えは様々ですが、同友会理念は揺るぎないものです

▼同友会は学びの場であり、生きる場所でもあります。学ぶこと、生きること、何のために経営するのか、障全交をきっかけにして今一度振り返ってみてはどうでしょうか。私たちには同友会の先人たちが築いてきたことを次の世代に引き継いでいく役目もあります。今回の障全交はゴールではありません。新たなスタート地点に立ち、幸せを追求する運動を続けること。そして、障害の有無に関係なく誰もが幸せになる社会を目指しましょう。

障害者問題全国交流会
実行委員長 小出 晶子