活動報告

第22回障害者問題全国交流会 in 愛知(10月19日・20日)

対等な関わりから信頼が生まれる
~語り合い、信頼し合い、明日を拓こう

25年ぶりに愛知で障害者問題全国交流会が開催される

全国から595名が参加

中同協主催の第22回障害者問題全国交流会(以下、障全交)が愛知同友会の設営で行われ、愛知からの262名を含む595名が参加しました。

愛知同友会は1962年の創立当初から障害者との関わりがあり、当時の先輩経営者の志や原点を学び、準備を進め、当日を迎えました。

来賓として、1日目は厚生労働省愛知労働局長の阿部充氏より、2日目は愛知県知事の大村秀章氏より祝辞をいただきました。

開催地あいさつでは愛知同友会会長の高瀬喜照氏が愛知での開催意義を、主催者あいさつでは中同協障害者問題委員長の高橋正志氏が障全交の意義を述べました。

その後、課題提起「同友会運動における障害者雇用を考える」をテーマに、愛知同友会理事・障害者自立応援委員長の浅井順一氏が、障全交で何を学び実践するのかを投げかけ、それを受けて6つの分科会で学び合いました。

「見えない生産性」とは

2日目は、各分科会の座長による学びの報告の後、「企業経営における見えない生産性とは」のテーマでパネル討論を行いました。

松村祐輔氏(愛知同友会)をコーディネーターに、中野愛一郎氏(奈良同友会)、鈴木学氏(愛知同友会)、浅井順一氏(同)が、障害者雇用における実践や自らの経営姿勢の変化について意見交換し、真和建装(株)の工場長が障害のある同僚と働く中で実感した「見えない生産性」についての動画を視聴しました。

次に、中同協副会長・人を生かす経営推進協議会代表の加藤明彦氏が「2日間の学びを各社で実践しましょう」とまとめました。

開催地よりの謝辞で小出晶子実行委員長は、支部啓発学習会や実行委員会での学びなど、オール愛知で障全交を開催できたことを報告し、「これからの愛知の力にしていきたい」と述べました。

最後に、次回の障全交が行われる青森同友会より、次回実行委員長の立崎文江氏と田中桂子氏のお2人から呼びかけが行われ、閉会しました。

写真で見る障全交

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写真で見る障全交

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