活動報告

第26期社員と学ぶ共育講座 第2講座(7月31日)

共に会社・未来をつくる

岩山 佳代氏  (株)ダイプラン

岩山 佳代氏

第26期社員と学ぶ共育講座・第2講座での岩山佳代氏の報告概要を紹介します。

社員を守るためにも経営者になる

弊社はプラント保守・メンテナンス、自動車系工場炉保守・メンテナンス、製缶・組立を事業とし、「関わる人すべてに大きな喜びを」を経営理念に掲げています。

父が創業し、母が継承した会社の3代目が私です。私は働く社員や業界の独特な世界観が好きで、「皆を守れるのは私しかいない」と3代目になることを決断しました。

言語化・成文化しなければ伝わらない

当初は経営指針書の作成に懐疑的で、一度は断念した経験もあります。しかし、同友会の役を受け、経営を個人の主観だけで進めてはいけないと気付き、経営指針を言語化・成文化しました。社員と方向性を共有する場を継続してきたこともあり、指針は前向きに受け止められ、会社全体の意識向上や役割の明確化、社員1人1人が自らの存在価値を認識するきっかけとなりました。

建設業法改正を契機に、組織づくりを進める中で、社員同士のトラブルを経験し、互いを認め合い高め合える関係や環境が大切だと気付きました。もともと大切にしていたことを含めた共通基準として「大喜(現・ダイプラン)8箇条」を策定した結果、否定的な言動が減り、前向きに互いを思いやった意見や行動が増え、成長し合える風土につながりました。

今の会社があるのは、経営者だけではなく社員と一丸になって進めたからこそ、と考えています。そのためには信頼関係を土台に、想いや目的を共有し、対等に尊重し合うことが大切です。ただ、想いや目的を正確に伝えるには、経営指針の言語化、成文化が必要不可欠です。

経営指針は大きなことを掲げているかもしれませんが、小さなことでも一歩先の未来に向け、目標や目的を持って行動していくことで、必ず会社は変わります。さまざまな事情を抱える社員が生き生きと働けるよう、尊重し合うことができる人情深さを最大の強みと捉え、この強みを生かして、進化できる会社を目指していきます。