活動報告

同友会と愛知東邦大学が産学連携協定を締結(11月25日)

地域の知の拠点に

~名市大、名城大に続き3校目の締結

愛知東邦大学の成田学長と握手する杉浦会長(中央左)と参加者

11月25日、愛知同友会は愛知東邦大学と産学地域連携に関する基本協定の締結を行いました。愛知同友会としては、名古屋市立大学、名城大学に続き3校目の協定締結となります。この連携協定には、人材育成に関する事項や、新事業創出のための各種施策の推進に関する事項が記されています。

締結式には、同友会から杉浦会長や加藤代表理事など6名が、愛知東邦大学からは榊直樹理事長、成田良一学長をはじめ7名が参加し、調印に臨みました。

冒頭、成田学長より「人材育成から地域貢献につなげる、知の拠点として相互に発展していきたい」と挨拶をいただきました。杉浦会長は「人間尊重の経営を目指し、人づくり、仕事づくりを進めるうえで協力していきたい」と述べました。

協定書に署名を交わし、基本協定が締結されると、当日参加した新聞記者から連携の意義について質問が出されました。加藤代表理事は、「中小企業憲章が閣議決定され、愛知県・名古屋市に中小企業振興基本条例ができた。いずれも産学官連携が謳われており、地域経済の活性化につながる」と抱負を語りました。

愛知同友会と愛知東邦大学は、これまでインターンシップ生の受け入れや、大学への会員の講師派遣、就職懇談会などでも連携を深めてきました。今回で3校目の協定の締結です。各大学の特徴やニーズの違いによって、多種多様な展開が可能となります。これを機に、より一層の連携を進めることで、地域社会の発展につながることが期待されます。