活動報告

どうゆうき

▼今年4月24日に定時総会が開催されます。総会は1年の活動を振り返り、取り巻く環境を踏まえ、新年度方針を確認する場です。会員各自が同友会理念に基づく「同友会運動と企業経営が不離一体」となった活動をしたか、役員は「語り部」として担当する役を通して運動を深め、企業の発展に寄与したか。その確認をする機会であり、全員の主体的な参加が基本です

▼愛知同友会の活動と方針のベクトルを合わせるために、1月26日には方針学習会を開催しました。活動のめざすところは「同友会らしい黒字企業づくり」で、サブテーマは「労使見解を基に経営指針を確立して、企業体質を強化しよう」です。同友会の本質を経営に生かし、維持・発展できる企業を創るため、同友会の基本を学び、それを経営指針として明確に打ち出し、日常の行動に反映していきます

▼先の「中小企業憲章に反する課税強化反対署名運動」を通し、中小企業が地域に根づいた存在であることを理解いただきました。その実績を通して各自治体での中小企業振興基本条例の策定を進め、中小企業の存在価値を知らせ、地域での仕事づくりを進めたいと思います。そのためには行政とつながる地区づくりと、自治体との連携が不可欠です。また、全自治体での会員企業の活動が重要で、地域で消費するものを地域で生産する「地消地産」の考えにつながります。「例会づくり」を通して学び、「経営指針づくり」と「語り部づくり」を推進し、同友会運動と企業経営の不離一体活動をして、強い体質の企業をつくりましょう。

代表理事  加藤 明彦