活動報告

第55回定時総会議案・方針学習会(1月25日)

同友会らしい人間尊重の経営で 企業と地域の未来を切り拓く

役員等176名が参加し新年度活動方針を深める

役員等176名が参加し新年度活動方針を深める

「自主・民主・連帯」の一層の理解を

第55回定時総会に向け、新年度の方針を深める学習会が開催され、176名が参加しました。来年度は代表理事が佐藤祐一氏に代わる予定で、新体制となります。冒頭、加藤明彦代表理事より5年間の総括も含め、「指針づくり・語り部づくりを中心とした運動の具体化」が確認されました。

「人間尊重の経営」の考え方の基本となる自主・民主・連帯の精神が、「労使見解」に結実していることが重要で、生産を豊かにする(生産条件)と人間らしく生きる(生存条件)を考えながら学び合う風土をつくる「共育」の必要性が語られました。また、強い経営体質の企業づくりとして「人間尊重の経営」をするためには、自主・民主・連帯の精神の理解をさらに深める必要があるといいます。

「労使見解」を学び実践し、経営を語ろう

出された質問に答える会役員

出された質問に答える会役員

次に、新代表理事候補の佐藤氏から新年度方針の要点が伝えられました。(1)自立型企業(企業づくり)、(2)地域社会と共に(地域づくり)、(3)学び実践する「語り部」に(同友会づくり)を柱に据えること。同友会らしい経営指針を社員と共有し、人材の採用・育成を行い、働きやすい労働環境づくり(就業規則、賃金規定等)、地域の雇用、人づくりを担う企業づくりを具体的に進めること。会勢も拡大し、多様なニーズが求められる中、業種や規模、年齢層も考慮して学びの場を提供すること。それらは加藤代表理事の想いを受け継ぐものであり、情勢や会の到達点を踏まえ、重点を定めています。

佐藤氏が強調したのは、「人を生かす経営の実践」と「未来を見据えた5000名体制」です。企業との不離一体の活動を念頭に置いて、同友会での学びを自社経営で実践してこそ語り部となり、同友会運動が広がっていくのだと伝えられました。

4月27日の定時総会は、同友会運動を深める場となります。ぜひご参加ください。