活動報告

高校生インターンシップ(7月25日・26日)

社会人って何だろう

企業訪問で金型の製作過程を見学(高瀬金型)

中小企業を知る

愛知同友会事務局では、仕事体験で職業観を養うことを目的に、2005年から高校生インターンシップの受け入れを行っています。今年も事務局で名古屋商業高校の学生4名を受け入れ、働くことについて2日間学びあいました。

1日目は「学生と社会人の違い」「中小企業の魅力と同友会」をテーマに事務局員がレクチャー。日本の事業所の99.7%が中小企業であり、一人ひとりの仕事がつながって社会が成り立っていることをイメージしてもらいました。

2日目は、二手に分かれて企業訪問を行いました。何カ月もかけて0.01ミリの狂いもない製品が作られているところや、店舗におけるさまざまな工夫、商業高校出身の先輩が働く姿を見学しました。会員経営者からは自身の経営哲学や若者への期待が語られ、学生たちは感動した様子でした。

学生からは「漠然と事務の仕事がしたいと思っていたが、まず自分がどのように生きていきたいのかを考えてみようと思った」「中小企業の魅力が伝わってきた」などの感想が聞かれ、前向きな意識の変化が感じられました。

未来を担う学生の素直なまなざしから、同友会運動の重要性を再確認できた2日間でした。