産業人材「人を生かす経営」とは
~県ビジョンを中心に意見交換
16回目の懇談会
2017年度愛知県の中小企業政策に関する中小企業家からの重点要望・提言について、愛知県産業労働部との懇談会を開催しました。
愛知県からは吉澤産業労働部長をはじめ各担当部署より17名、同友会からは加藤会長、佐藤代表理事、人を生かす経営推進部門・経営環境改善部門等の各理事・委員長等12名が出席しました。
通算16回目となる今回の懇談会では、「愛知県における中小企業経営の実際」をテーマとし、昨年末に発表された「あいち産業労働ビジョン2016~2020」にある8つの施策の柱を貫く横断的施策「産業人材の育成・強化」を中心に取り扱いました。
そして同友会の政策活動の基本的考え方、金融や税制など、中小企業層全体を取り巻く政策課題として、愛知県からも国へ要請していただきたい項目を取り上げ、それぞれの立場から活発な意見交換がなされました。
経営上の課題も交流
とりわけ、愛知県の産業人材育成の取り組みの現状と今後の展望が話し合われ、同友会の人を生かす経営と人材育成の考え方を双方より報告し合い、基本的な考え方が交流できた点。加えて中小企業経営の要諦である「人」の課題に関して、現状や日頃の経営上の課題などについて個別に意見交換が行えた点が特長的でした。
懇談会終了後に開催した交流会には、愛知県より引き続き16名、同友会より9名が出席し、懇談会だけでは深めきれない話題に花を咲かせました。
双方の認識をすり合わせつつ、より良い愛知県に向けて課題を共有し、それぞれの立場で力を尽くしていくことを改めて確認した懇談会となりました。