活動報告

中部経済産業局との意見交換会(12月27日)

中小企業の現状を改善
~現場目線の考え方を提起

挨拶をする中部経済産業局の波多野局長(中央奥)

挨拶をする中部経済産業局の波多野局長(中央奥)

現場の声を届ける

愛知同友会の対外活動の一環として、昨年度に引き続き中部経済産業局幹部との意見交換会が開催されました。

愛知同友会からは加藤会長、佐藤代表理事などが出席し、愛知同友会の景況調査を通じた中小企業経営の現場の声を伝えました。

中部経済産業局からは、中部地域の経済動向、東海地域の成長戦略である「TOKAI VISION」の概要と取り組みの進捗状況などとともに、平成29年度予算に基づく具体的施策の説明が行われました。

さらなる相互協力を

意見交換では、とりわけ、下請け代金の現金払い化を中心とする「下請け取引の改善」、現在検討が進んでいる「働き方改革」などについて、中小企業目線からの考え方が提起されました。また特に、下請け取引の適正化は、愛知同友会も数年来取り組んできた課題でもあり、実効性も含めた今後の取り組みについて注目していきたいとのコメントが出されるなど、活発な意見交換となりました。

最後に、これまで愛知同友会でも提案してきた中小企業の現状を改善する変化を、国や地域で生んでいただいたことへの感謝と、今後もこうした機会を持ちながら、一層豊かな愛知県、東海地域を目指して相互に協力していくことを確認し、懇談の締め括りとしました。