働くことを考えた職業選択
~愛知学院大学就職ガイダンス
中小企業で働くこと
昨年12月、愛知学院大学で3年生を対象とした就職ガイダンスが3日間開催され、共同求人委員会より磯村太郎氏、大野正博氏、松浦英士朗氏が中小企業で働く魅力を学生に語りました。
今回の催しは、就職を目前に控えた学生に、規模の大小だけで企業の良し悪しを判断するのではなく、地元の中小企業のことを知り、仕事や働くことについて考えた上で自分に合う企業を見つけてほしいという願いから時間をいただきました。
中小企業で働く魅力は、社内における一人ひとりの役割が大きく、責任のある仕事に早く挑戦できるなど、やりがいも大きいものです。また、経営者との距離が近く、自分自身の努力や成果が見えやすいため、企業の成長を実感しやすいことも特徴です。そして、地域密着だからこそ、地域の中で豊かな人生と社会を創り出していく主体者になることができます。
共同求人活動は、「地域に若者を残し、地域で若者を育てる」との理念で行われています。また若者たちに感動ある暮らしを保障し、人間として生きる喜びを与えられる企業づくりを目指す活動でもあります。そうしたなかで学生・親・教師たちと共に「学ぶ」とは、「働く」とは、「人間らしく生きる」とは、という人間にとって重要な命題を追求しています。
今後も業界、業種の切り口から中小企業の魅力や勤労観を教育の場や地域社会に発信し、若者に選ばれる魅力ある企業づくりをより一層進めていきます。