経営者自らが語る ~合同企業説明会
673名の学生が来場
今年度の合同企業説明会には会員企業100社が出展し、4月には302名の学生が、5月の2日間では371名の学生が来場しました。
「経営者に会える」をキャッチフレーズに、各ブースでは経営者自らが自社の理念と人を育てる想いを熱く学生に語りました。
学生からは、「中小企業について知る機会はあまりないので、とても良い学びの場となった」「経営者と話すと会社の雰囲気がよく分かる」「中小企業がどのように地域と関わっているのかを知り興味を持った」などの感想が寄せられました。
参加企業からは、「初めて参加し、社員が自社の説明をしている姿を見て頼もしく感じた」との感想や、「会員同士の連携をさらに強め、他の説明会とは違う魅力を発信したい」と次回に向けての意気込みが出されました。
地域の未来を切り拓く
少子化傾向は改善されず、人材不足や採用難が続くと予想されます。そうした中、学校訪問にも力を入れ、「働くこと」の意味や中小企業の魅力を発信することで、大学との信頼関係を築き、今後さらに連携を強化していくことが大切といえます。
同友会の共同求人活動における採用活動とは、採用し、育ちあい、社員が誇りを持って働き続けられる企業づくりに総合的に取り組むものです。長い人生の中で働く時間は多くを占めます。そのため、人間としての成長や必要とされる場として職場は、重要な位置づけにあるといえます。相互に発展するためにも参加企業の輪を広げ、若者とともに地域と中小企業の未来を切り拓いていくことが肝要です。