活動報告

東海財務局との意見交換会(6月21日)

おもてなしの本質
~サービス業の生産性向上

起業における顧客の捉え方を話す小坂氏

3回目の学習会

東海財務局主催の「サービス業の生産性向上に向けた勉強会」の第3回目が開催され、サービス事業者として、愛知同友会から徳升忍相談役、石塚智子副代表理事をはじめ4名が出席しました。

学習会では、小坂英雄氏(愛知県よろず支援拠点・コーディネーター)より、「新規創業・第2創業のポイント」について、続いて梅山律子氏(同豊橋サテライト・コーディネーター)より、「サービス業における『おもてなし』の本質」について、それぞれ基調講演が行われました。

愛される企業づくり

小坂氏からは、2万を超える起業や経営相談の経験をもとに、新規創業や第2創業を目指すにあたって、顧客の捉え方や、企業の社会性などの観点から講演されました。

梅山氏からは、「おもてなし」の具体例を引きつつ、「おもてなし」とは「見返りを求めない」行為であり、「当たり前」を磨き上げホスピタリティを高めることによって、顧客に愛される企業づくりを進めていくことがこれからの時代に求められることが提起されました。

その後グループに分かれ、春日井市で早朝から開院し、個室で診察から会計までをワンストップで行うことで高い支持を得ている「みやこ内科クリニック」を事例に、このビジネスモデルのメリットやウィークポイントとして考えられる課題への解決策の交流が活発に行われました。

勉強会終了後の懇親会の席では、参加者同士の踏み込んだ意見交換もされ、終始なごやかな雰囲気の中で行われました。この勉強会は、参加者からテーマを募りつつ、今後も継続開催することが予定されています。